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【臨床】本当にあった、座骨神経痛の意外な原因とは!?

座骨神経痛の症状を訴える金沢市在住の40代 Aさん 男性の臨床についてです。
病院で検査をしたところ、椎間板ヘルニアの疑いがあると診断されましたが、手術の必要はないと言われて痛み止めの薬をもらい病院を後にしました。
薬を飲めば一時的には良くなるものの、2ヶ月を過ぎても座骨神経痛の症状は治まらなかったそうです。
金沢市の整体院をネットで検索したところ、当院が目につき足を運んで頂きました。
カウンセリングと評価を行った結果、その方の座骨神経痛の原因が”横隔膜”からくるものだったことが分かったのです。

なぜ、横隔膜の硬さが座骨神経痛を引き起こすのでしょうか!?

金沢市在住の40代 Aさん 男性

『仕事の都合で2年ほど前に、東京から家族を連れて金沢に移り住んでいます。妻は今、二人目の子供を妊娠していて子供と一緒に実家の大宮に帰省しています。

私は銀行の仕事をしていて、デスクワークで一日中パソコンの画面を見ながら椅子に座っています。1円でもずれがあってはいけないという世界なので、毎日神経を張り巡らせながら仕事をしています。
7月末、仕事が立て込んでいる時だったので、忙しさに追われながら定時を過ぎても会社に残って残業をする日が続きました。そんなとき突然、痛みが襲ってきたのです!

10年ほど前にも左脚に座骨神経痛のような症状を感じたことがありました。そのころは東京にいて、営業の仕事や電車通勤だったこともあり、歩く習慣が身についていたので痛みは自然と治まっていきました。

今回もそのうち痛みが引いてくれると思っていましたが、2ヶ月経った今も症状は変わらず続いています。
病院に行ってレントゲンやMRIによる画像の検査をしてもらいました。腰椎の一部がずれて椎間板を圧迫しているように見えるが、私が訴えている症状とは一致しないのではないか、と言われました。手術の必要はないとのことで、腰に痛み止めの注射を打ってもらい、処方されたお薬を持って病院を後にしました。

ですがその日の晩、すぐに座骨神経痛の症状が戻ってきたんです。

薬を飲んでも治るのは一時的で、じっとしていると痛みがお尻の上の辺りから膝の裏を締め付けています。仕事の作業にも差し支えるほどの激しい痛みでした。
このことを妻に相談すると、以前産後に腰痛の症状があったけれどカイロプラクティックに行って改善したことがあると言っていました。そうした妻の勧めもあり、ネットで検索したところ座骨神経痛の症状と原因について詳しく書かれたブログがあって、今の症状にあてはまる気がしたので道下カイロプラクティック整体院にお邪魔することを決めました。
私の仕事もそうですが、これから産まれてくる子供のために痛みを改善して、一緒に遊んであげたいのです。』

と、おっしゃっていました。

【臨床】体の評価~施術、術後の状態

カウンセリングを終え、お体を評価させて頂きました。まずは普段通りの立った姿勢をしてもらい、視診で骨の位置と身体の歪みのアライメントを確認します。
上から順に、頭が前に傾き倒れて肩が内側に入り込み、且つ首の方にすくみあがっています。背骨は丸く猫背の姿勢になっていて腰の骨の自然なカーブは浅く、骨盤が後ろに傾き、ひざとつま先が外に開いています。

今度は触診です。
Aさんの症状は今も出ていて、こうして立っているだけでも骨盤の前側から内股にかけて痛みを感じます。
視診と立ち上がる動作などから肋骨の周りに不自然な歪みを感じていたので、肋骨のふちに横隔膜に触れました。
横隔膜に手を触れた状態だと立っている時に感じたしびれがほぼ感じられなくなりました。このことからAさんの痛みの原因は横隔膜にあると判断して施術を開始しました。

 

肋骨や横隔膜、肩甲胸郭関節の調整と全身の骨のバランスを整える施術を行いました。もう一度立って頂くと最初に感じていた痛みよりはかなり楽な状態になっていました。症状の原因が分かるととても安心しておられました。最後に横隔膜のセルフメンテナンスを実践して、次回の予約を入れて頂くと、来た時よりも軽い足取りで帰って行かれました。

原因

横隔膜の起始部は腰椎の1,2番も含まれていて上部腰椎の歪みはASIS(上前腸骨棘)やTFL(大腿筋膜張筋)の筋腱移行部、ももの内側に疼痛を引き起こすことがあります。これがAさんが感じた座骨神経痛に似た痛みの症状の正体だったのです。

あまり知られていない横隔膜の裏機能

横隔膜は、肋骨のふちをつなぐ膜状の筋肉です。東京ドームの屋根のような形をしています。


呼吸に合わせて動き、息を大きく吸えば内臓を上から押さえて腰を安定させる腰のサポーターの役割を発揮します。息を深く吐くことで首から肋骨にかけてつながっている深い所の肩こり筋にストレッチをかけることができます。なので普段から息を吸うことと吐くことのバランスが取れていると慢性的な肩こりや腰痛の予防になります。

背骨の前側を通る自律神経の働きを手伝っていて、横隔膜の活発な動きが自律神経を正常に整えてくれることもわかっています。
東洋医学的な考え方なので賛否ありますが、感情にも影響すると考えられます。横隔膜は肺の働きを促し、外と内の空気の循環をコントロールして、悪い気を外に放出し良い気を内に取り込む肺の働きをサポートしています。これが活発でない状態は負の感情が大きくなり、悲しい出来事に目がいきクヨクヨしてしまったりすることもあるようです。

猫背の姿勢では横隔膜の働きが制限されてしまいますので、腰痛や肩こりだけでなく感情を健やかに保つためにくれぐれも姿勢には気を付けましょう。

【簡単】横隔膜のセルフメンテナンス

※立って行います


肋骨のふちに4本指を入れ込んで指の腹を当てます

息を吸うと膨らみ、息を吐くと指が入り込む感じがあれば横隔膜に触れています

横隔膜に触れながら足を肩幅で固定し、体をを左右にひねります

しばらくひねりの動きを続けていると、指がだんだん深く入り込んでいく感じがありますか?

これが横隔膜のゆるんだ状態です。回数を決めて行うよりは、ちゃんと横隔膜に触れて、最初の硬さがゆるむまで行うのがポイントです。お腹が柔らかくなったことが実感できればOKなので。

※ちなみに寝て行う場合は、仰向けで横隔膜に触れたら膝を立てて左右にパタパタと振って頂くとゆるみます。朝、ベッドから起きたときの腰痛に悩まれている方は、寝ている時に固くなる横隔膜を緩めることで痛みを防ぐことができると考えられます。

ぜひ行ってください!


横隔膜は筋肉なので長時間の同じ姿勢や加齢によって硬くなったり動きが小さくなったりします。ぜひご自身でメンテナンスする習慣をつけて頂きたいと思います。今回の話をまとめると、

・横隔膜が硬くなって正しい姿勢を崩すことによって負の感情が優位になり繊細な気持ちになりやすく
・横隔膜が腰の骨の1番2番を歪ませて、股関節の前側や太ももの内側から裏にかけて座骨神経痛に似た症状を出すことがある

自分の痛みがどこからくるかが分かれば、そこをケアするために普段は何に気を付けたらよいかが分かります。Aさんの場合は座骨神経痛のような症状が横隔膜から出ていましたが、生活習慣や環境が違えば痛みの原因も変わります。あなただけの原因を特定して、対処法やセルフメンテナンスを考えることがお悩みの症状の改善につながると考えています。

 

ぜひ一度足を運んでください(*^^*)

道下カイロプラクティック整体院

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