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【筋膜リリース】指や手の痛みに4つのながりを使う

腱鞘炎 ばね指 筋膜リリース |金沢市 整体

今回は手や指の痛みで悩まれている方に、痛みの原因が離れたところにあるかもしれない、という事を筋膜のつながりの知識を交えて説明していきます。先日、僕が住んでいる金沢市の実家に顔を出すと、母が仕事柄よく手を使い、痛めて動かしにくくなるとのっことでした。体を評価したところ指の痛みの原因が肩甲骨の動きの悪さだったのです。肩甲骨の動きを柔軟にしたことで、母の指はスムーズに動き出しました。なぜそのようなことが体におこるのでしょうか?その秘密は4つの筋膜ラインにありました。

 

手や指の痛みといえば腱鞘炎やばね指、手根管症候群などがあります。酷使することで関節に炎症が起こり、痛みを感じるセンサーのついた滑液包という組織や腱の方にまで炎症が広がると、圧迫を受けるたびに痛みを伴います。手や指は日常の生活動作には欠かせないため毎日使いますから、負担がかかり続けて治りが悪いのも特徴です。


ばね指は、関節の腫れが指を固定させて伸びにくい状態になり、無理に伸ばそうとすると痛みを伴いながらばねのように伸びるという症状です。手術をする場合は手のひらに約1センチほどメスを入れ、神経の締め付けを起こしている腱鞘という組織を切開する簡単な手術だそうです。

手指の症状は骨や靭帯などの組織が神経や滑液包を圧迫して痛みが出ることの多いですが、筋膜同士の癒着によって腱鞘炎など手指の症状と似たような痛みが出ることをご存知でしょうか?

筋膜が神経を締め付けることで起こる手の痛み

腕神経叢(わんしんけいそう)という神経の束が首から鎖骨の下を通り脇の下から腕の内外に枝分かれして指先まで走っています。神経は筋肉の中を通っていて、酷使された筋肉が硬くなると神経を締め付けます。そうすると硬くなった部分とは離れたところに痛みが出ることがあります。手指の痛みの原因になりやすい筋肉を、アナトミートレインというつながりの観点から考えて行きましょう。

4つのアームライン

アナトミートレインという理論では、腕の筋膜は深さと前後によって4つに分けられると考えられています。

フィッシャルフロントアームライン

広背筋、大胸筋→内側の筋間中隔→前腕の屈筋群→手根管

背骨や胸骨の体幹から起始する広背筋と大胸筋から、筋肉と筋肉を隔てる筋間中隔という組織(内側筋間中隔の場合は、二頭筋と三頭筋)、屈筋群である長掌筋や浅指屈筋などを経て指全体を束ねる手根管がフィッシャルフロントアームラインに分けられています。指先までつながった筋膜ラインなので、指の動きは背中や胸の筋肉に影響を与えているになります。

ディープフロントアームライン

小胸筋→上腕二頭筋→橈骨骨膜→拇指球筋

フィッシャルフロントアームラインの下にあるインナーマッスルで紡いだラインです。
大胸筋の下にある小胸筋というインナーマッスルから、力こぶを作る上腕二頭筋から橈骨の骨膜に付着し、手首を介して親指を曲げる拇指対立筋などを含む深い筋肉の集合ラインです。
はさみを握ったり親指を使ってスマホを触ることは、小胸筋などを活躍させて硬くしていることになり、巻き肩の原因にもなってしまいます。

フッシャルバックアームライン

僧帽筋→三角筋→外側の筋間中隔→前腕の伸筋
肩こり筋と呼ばれる僧帽筋から、肩関節を安定させている三角筋、上腕筋と上腕三頭筋を隔てる外側の筋間中隔、指を上げる指伸筋までのつながりです。
たとえばパソコンを使うときに指を上げています。指を伸展させる筋肉が僧帽筋にも仕事をさせているので、デスクワークの方はバックアームラインの影響で肩が凝りやすいです。

ディープバックアームライン

肩甲挙筋、菱形筋→腱板(ローテーターカフ)→上腕三頭筋→尺骨骨膜→小指球
肩甲骨を内側上方に引き上げる肩甲挙筋と菱形筋から、肩関節窩に上腕骨をはめ込むための筋肉群で、肩甲胸郭関節の可動性に大きく関わるローテーターカフと、二の腕の筋肉である上腕二頭筋(ちなみに菱形筋やローテーターカフと深さが同じなので、二の腕のお肉を落としたい時は肩甲骨を動かすと良いです)、尺側手根屈筋などドアノブをひねる動きのように手首の内転に関わる筋肉から握ったものを保持するときに活躍する小指球にかけてのラインです。

毎日の生活を支え続けるアームライン

 

パソコンを使う
文字を書く
スマホを使う
洗濯ものや洗い物をする
料理をする

 

これらの日常生活に欠かせない動作に対しても、4つのアームラインの動きが深く関わっています。指をたくさん使うことは、他の部分の力を借りているので知らないうちに指以外のところにも負担をかけていることになります。当院にお越しいただきメンテナンスでアームラインを整えた後は、毎日の疲れをリセットするための習慣、体を回復させる時間を生活の中に組み込んで頂きたいです。
指や手に痛みを感じている方は小胸筋や肩甲挙筋などのストレッチを習慣にすることが必要です。


今回は指の痛みの原因として考えられる4つのアームラインについて考えていきました。すべての痛みをとり切れるわけではありませんが、つながりを知っていれば改善できる痛みもあるので、手術をするべきか悩んでいたり、手術をしても改善されなかった痛みをお持ちの方に少しでも役立つことが出来ればと思います。
最後まで読んで頂きありがとうございました。

道下カイロプラクティック整体院

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